1950から60年代にかけてのジャズを振りかえる

楽器のこと

ジャズでよく使われる楽器についてちょっと触れてみたい。

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《テナーサックス》
テナーサックス
ジャズの管楽器の花形はこのテナーサックスとトランペットではないか。
ジャズ演奏の写真や絵にはテナーサックスかトランペットが入っている。
マウスピースにリードがついていてこのリードが違えば音も違うので
サックス奏者はリードを何枚も持っている。
コルトレーンなどは何千枚ものリードを持っていて常にリードを手にしていたという。

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《アルトサックス》
アルトサックス

サックスの中で一番とっつきやすいのがアルトサックスらしい。
そしてアルトサックスが吹けるようになると同じ指使いでバリトンサックスも吹ける。

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《ソプラノサックス》
ソプラノサックス
テナーサックスとソプラノサックスは指使いが同じなので両方を扱うジャズマンが多い。
ソプラノサックスといえば、コルトレーンのマイフェバリットシングスを思い浮かべてしまう。

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《フルート》
フルート
アルトサックス奏者はフルートもよく使う。
エリック・ドルフィーとか、ジェームス・スポールディングとか多い。

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《クラリネット》
クラリネット
クラリネットといえば、ベニーグッドマンを思い浮かべる。
そして日本の北村英治も代表的なクラリネット奏者だ。
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《トランペット》
トランペット
テナーサックスと並んでジャズの管楽器の花形である。またトランペット奏者の数も多い。
マイルス・デイビス,リー・モーガン,クリフォード・ブラウン etc
またトランペット奏者のリーダーアルバムもひじょうに多い。
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《トロンボーン》
トロンボーン
トロンボーンはトランペットに比べてやや地味な存在である。
しかし暖かい包むようなやさしい音から男らしい雄大な音まで表現力豊かなこの楽器も
ジャズには欠かせない存在だ。
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《フリューゲルホーン》
フリューゲルホーン
フリューゲルホーンはトランペットと音が似ているが、トランペットよりちょっと音に哀愁を帯びた
感じのしっとりした雰囲気を出せる楽器である。
トランペットとフリューゲルホーンを持ち替えて演奏するジャズマンも多い。
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《ピアノ》
ピアノ
ジャズピアノはかなりのテクニックを要するものだが、クラシックと違い、独特のリズム感とタッチで
聴くものを引き付ける。
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《ベース》
ベース
ジャズベースはクラシックと違い、主に弦を弾く奏法である。
弦を弾くことによってリズムを生み出すのである。
スコット・ラファロなどによりリズムだけでなく、メロディも生み出すことも
できるようになった。
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《ドラムス》
ドラムス
ジャズの典型的なリズムがフォービートと呼ばれる4拍子のリズムである。
しかしマックス・ローチはジャズワルツと称して3拍子のリズムで人気を博している。
3拍子系、4拍子系いずれもジャズのリズムである。
私は特にフォービートには拘らない。3拍子のジャズも大好きである。
マックス・ローチのほか、エルビン・ジョーンズ、ジョー・チェンバースなど
4拍子も3拍子もうまいドラマーはいくらでもいる。
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