1950から60年代にかけてのジャズを振りかえる

オーディオのこと

私が、ジャズを聴き始めた昭和40年頃は
レコードとりわけステレオレコードが全盛だった。
そして巷にはコンソール型といわれる家具調の
一体型の再生装置が主流でどの家庭にもあったようだ。
もちろん本格的なオーディオマニアはそんなものには
目もくれずにひたすら自分流の音を追及していったものだし、
それは現在でも変わらないだろう。
私が初めて装置を揃えたのはやはりジャズ仲間の影響で
JBLのスピーカーやマランツのアンプに憧れたものだが
手が届かず、最初はコーラルの6インチのスピーカーと
オンキョウのプリメインアンプとマイクロ精機のレコード
プレーヤーだった。
カートリッジはMM型のシュアーのV15にした。
そして当時聴くレコードはほとんどステレオ録音だったので
それが当たり前のように思っていた。
だからハンプトン・ホースのトリオvol.1などのモノラルレコードも
ステレオ針で聴いていて特に違和感を持たなかった。
またその当時はモノラルについてあまりそのよさをわかっていなかった。
私だけでなく、私の周りもそうだったように思う。
実際、レコードショップには直輸入盤のブルーノートやインパルスの
レコードが並んでいたが、新譜レコードはすべてステレオ盤だった。
つまりあの当時日本の一般的なレコードショップではモノラル盤を
手に入れるのは難しかったのである。

それから30数年経って、世の中も変わり、レコードの代わりに
CDなるものが出て、さらに好きな曲をインターネットでダウンロード
できるようになった。

しかし私もそうであるが、じっくりとレコードを聴くようになって
レコードのよさを再認識すると同時に当然オーディオにも配慮しなければ
ならないようになる。
私自身はモノラルレコードを聴くときはモノラル専用カートリッジに
取り替えたりする程度だが、それでも全然違う音がする。

ジャズ好きのオーディオ愛好家に人気のある装置は

ガラードのプレーヤー301
garad301

マランツのアンプ
maranz7

JBLのスピーカー4350
4350-2

4350-1

これらは私が持っているものではないが、ジャズ愛好家で人気のあるオーディオ製品
である。

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