今日9月7日(日)は生国魂神社で彦八祭りなので午前中ちょっと覗いてみた。
地下鉄谷九駅から生国魂神社まで歩いて5分だが暑くて大汗かいた。
神社の中ももう人がいっぱい。
どうも最近人混みが苦手になってきた。
帰ってビール飲みながらラジオ番組をチェック。
今夜の『ラジオ深夜便』の内容を確認したら午前2時からのロマンチックコンサートは
『ジャズジャイアンツ ホレス・シルバー特集』で曲目として
『Tokyo Blues』が入っていたので、所蔵のレコードを引っ張り出して聴いてみた。
ところでホレス・シルバーは今年6月18日に85歳で亡くなったところなので、
明石勇さんによるホレス・シルバー追悼番組のつもりかもしれない。
1962年作『The Tokyo Blues』のジャケット
回りはだいぶ傷んでいるが、ジャケットの写真はきれいである。
日本人女性お二人に囲まれてご機嫌のホレス・シルバー。
この写真は明石勇さんも言われているとおりいかにも日本で写されたようであるが、
実はこれはニューヨークで写された写真である。
ジャケットの裏に
『Cover Photo by Francis Wolf』とある。
ホレス・シルバーは日本に来たことがある。そのときの思い出として
このアルバムを作ったのであるが、フランシス・ウルフはきていない。
さてアルバムタイトルの『The Tokyo Blues』はB面の最初にある。
アルバムタイトルなんだからA面の最初にしたらと思うけど、だれの意向か
そうなっている。
いかにもホレス・シルバーらしいテーマが流れ
ソロはジュニア・クックのテナーサックス、ブルー・ミッチェルのトランペット
そしてホレス・シルバーのピアノと続く。
このアルバムのドラムはジョン・ハリスJr というあまりなじみのない人であるが
ホレス・シルバーが選んだだけあっていいリズムを打ち出している。
その他このアルバムには『AH!SO』
『SAKE』
『SAYANORA』とか
怪しげな日本語?らしき単語が出てくるのもご愛嬌か。